福岡で業務用エアコンの事ならエアリー | 日記 | エアコンコラム②

おはようございます。

気持ちのいい秋晴れです。
天高く馬肥ゆる秋といいますが、私は馬ではないですが、私も肥ゆる秋です。
さ、今日も馬のように働きます!
エアコンの能力表示に「馬力」というものがあります。
それはまた今度・・・。

今日は「フロン問題」について書きます。

今年2015年の4月から「フロン排出抑制法」が施行されました。

そもそも「フロン」とは。

正式には炭素・フッ素・塩素・水素などを含んだ化合物のことを言います。
フロンは人間への毒素はほとんどなく、
温度変化にも強く、
燃えにくく爆発もせず、
電気を絶縁する力も大きい！
と、1928年に発明された当初は奇跡の液体と呼ばれていました。

そんな安定した奇跡の気体!

大気中に放出されたフロンはその安定さを保ったまま大気圏に突入し、
オゾン層の分子を破壊してしまい、
オゾンホールを作ったり、
紫外線が直接降り注ぐことになったり、
地球温暖化の原因となったり・・・・
すっかり仇になってしまいました。

そこでフロンはオゾン層破壊の原因とされ、モントリオール議定書で輸入禁止とされました。

フロン類は私たちの生活のあらゆるところで使われています。
エアコン、冷蔵庫、車・・・・。

私たちの生活はフロンに支えられているといっても過言ではないのです。

私たちの生活のため、
地球を守るためには、
フロンを上手に扱うことが今わたしたちにできる最短で最善のことです。

その一例として、「フロン排出抑制法」が施行されたのです。

ものすごく簡単に言いますと、
フロンを漏らさないようにしよう！適切に回収し、適切に処理をしよう！というのがこの法律のいいたいことです。
漏れ出ないようにするために定期的に点検をして、
それを記録して把握し、
機器の破棄のときは正しく回収し破棄しよう。
大量に漏れてたり、充填するときは国や自治体に報告してね、と。

施行されて半年ちょっとたちます。
少々手間が増えましたが、地球のため。私たちの生活のため。子孫のため。

少しでも地球が快適でありますように！

菊竹